障害のある子どもを育てていると、壁にぶち当たることは数知れず…試行錯誤しながらどうにか前に進もうと毎日もがいています。
子どもへの接し方に悩み、諦め、また悩み…これをずっと繰り返すんだろうな…。
そんな中で少しでも障がいの知識を深めたり、うまく対応したりする方法を身に付けられれば!と思い資格の取得に挑戦してみました!
今回私が挑戦したのは、人間力認定協会が実施している「児童発達支援士」「発達障害コミュニケーションサポーター」です。
どんな資格?試験の結果はいかに??勉強をしてみて意味はあった?そんな体験をお伝えします!
児童発達支援士ってどんな資格?
人間力認定協会が主催する民間資格です。大きなポイントは、履歴書に書くことができること。
人間力認定協会!?
・・・なんか怪しくない??
そう思った方もいるのではないでしょうか。私は思いました←
しかし、芸人の鳥居みゆきさんやアナウンサーの下村彩里さんなども取得している資格ということで、少し安心化が芽生えました。㏚とか案件じゃないの?とも思いましたが、協会の㏋には本人がSNSで公表するまで知らなかったとのコメントがありました。(ここは突き詰めても本人のみぞ知ることなので参考までに…)
発達障害児に関する民間の資格には、ユーキャンが主催する「子ども発達障害支援アドバイザー」と四谷学院が主催する「発達障害児支援士」があります。
この3つの資格を比較して決めました。ポイントは以下のもの。
- 値段
- 内容
私の収入は微々たるものなので、値段と内容のバランスを特に重要視しました。
比較ポイント(令和6年11月時点)
児童発達支援士 (人間力認定協会) | 子ども発達障がい支援 アドバイザー (ユーキャン) | 発達障害児支援士 (四谷学院) | |
値段 | 34,800円 (※51,500円) | 34,000円 | 109,780円 |
内容 | 幼稚園や小学校でも指導者の教育に取り入れられている。 指導者や親向け | 発達障がいやグレーゾーンの基礎知識や対応方法など子どもと関わる機会が多い人向け | 専門性があり、受講期間も半年程度と長め。保育や療育など指導者向け |
※児童発達支援士と発達障害コミュニケーションサポーターを同時に申し込んだ割引価格
私は親として、知識や対応方法を学びたかったため、専門性までは求めてませんでした。また値段も効果なので、発達障害支援士は見送り。
児童発達支援士と子ども発達障がい支援アドバイザーは値段も難易度もさほど変わらず。決め手になったのは、履歴書に記載ができることでした。
せっかく取得するなら、自分の武器の1つになったらいいなと思い、児童発達支援士に決めました。
児童発達支援士の受講までの流れ
児童発達支援を受講するには教会のHPより申し込みをします。クレジットで支払えるので準備しておくとスムーズです。
申し込みをすると1週間程度でテキストが届きます。テキストが1冊とワークブックが1冊。ワークブックは、ワークと試験対策が入っている書き込み式のものです。勉強の進め方も指定通りに進めていくだけなので、迷うことなく学習を進められます。
テキストが終わったら、試験対策動画を視聴します。ワークブックの試験対策などをやりながら繰り返し視聴しました。試験対策動画はワークに掲載されているQRコードより視聴可能です。
自信がついたら試験へ挑戦!試験料4070円(税込み)を支払い、受験予約をします。試験は、申し込みをした翌日から1週間以内に受けることができるので、計画的に申し込みましょう。
試験を受けようとしていた当日に申し込んでしまい、
ちょっとスケジュールが崩れてしましました…。
計画的に申し込みしておくことをおすすめします!
児童発達支援士の勉強の進め方
児童発達支援士・コミュニケーションサポーターはワークに進める順番が記載されています。進め方について詳しく書いてあるので迷うことはありません。
テキストで学習する
↓
ワークブックを実践する
↓
試験対策動画やワークブックの試験対策問題を繰り返し実施する。
↓
試験を受験する
さらっとこんな感じです。私はテキストを3周読み込み試験に臨みました。内容としては、実際に困っていることや、これまで不安なあまり調べたことも多く、すんなりと理解できる内容ばかりといった感じです。
また、試験対策問題をしっかり学習すれば、合格ラインは軽く超えられると思います!
いざ!試験へ挑戦!
児童発達支援・発達障害コミュニケーションサポーターの試験は、どちらもオンライン受験です。
50問の選択式の試験で、70%の正解率で合格します。制限時間は50分。設問をさかのぼって入力することはできないので、一問一問じっくり考えていきます。画面に制限時間がカウントされるので、少しだけ焦る気持ちもありながら進めていきます。
実際に受けてみて、かかった時間は20~30分程度でした。時間は焦らなくても余裕がありそう。
結果はその場でわかります。結果はいかに!
わーい合格!
児童発達支援は92%、発達障害コミュニケーションサポーターは98%の正解率でした。
受講料と別に受験費用が必要なので、しっかり勉強して臨みましたし、緊張感をもって一問一問大切に回答しました。
児童発達支援士は子育てに活かせそう?
発達ゆっくりな子どもを育てる私にとっては、発達障害の知識や対応方法を学ぶことはとても大切なことです。
児童発達支援士の講座内容としては、書籍や講義などに参加すれば学べる内容ではあります。でも、自分1人で学びを深め続けるのって難しいですよね。
私は子どもの障がいについてなかなか受け入れが出来なかったんです。でも、今回障害について学んだことでだいぶ受け入れられるようになったと思います。
障害について知れば知るほど「私にもこんな一面ってあるな」「私も人前で話すの苦手だからこの方法試してみようかな」という気持ちになったんです。実際に子どもと接していても「伝わっていないな」とか「こんな怒られ方をしたら素直に聞き入れられないよな」ってことに気がつけたのは大きな進歩ではないでしょうか。
受け入れが難しいからこそ、知識を入れたらすっと受け入れられた。そんな感想です。
もちろん子どもとのコミュニケーションがうまくいったわけではありません。子どもは理解力がまだまだ発達していないため、発達障害コミュニケーションサポーターの内容を実践するのは難しい部分が多い状態です。そのため、子育てに活かし問題がなくなったかと聞かれたら、NOと答えるしかありません。
でも、特性のある子にどのようにコミュニケーションを教えていったらいいかということは理解できたので、成長と共に実践していけたらなと思っています。
興味のある方はぜひ、人間力認定協会の児童発達支援士について検索してみてくださいね。